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野菜の土づくり

・石灰と化成肥料だけでは微量要素の不足により土壌のバランスが悪化する

・土壌酸度(pH)の矯正がうまくいかない

・連作障害が発生する

最近、畑で問題となっていることは・・・

 

このようなものが挙げられます。

これらの問題も土づくりをしっかり行うことで改善することができます!

 

 土づくりを怠ると土壌のバランスが悪化し、要素欠乏症や病気の発生が増加するという傾向があります。

そこで野菜向けの土づくり肥料をご紹介します。

粒状ミネGスーパー15㎏ 令和4年.png

粒状 ミネGスーパー15kg

ミネGスーパー粒‗成分表示.png

<粒状ミネGスーパ―の特長>

石灰有機物ミネラルが一つにまとまった新しいタイプの石灰肥料です。

②各種ミネラルをバランスよく含んでおり、地力を高めて要素欠乏症を軽減させます。

酸性土壌を穏やかに改良し、中和効果が長時間持続します。

元肥と同時施用ができます

⑤石灰・有機物・微量要素を一度に施用できるので省力・低コストにつながります。

<粒状ミネGスーパ―の施用方法>

・植え付けの約2週間前堆肥と一緒に施用し、作土全体によく混和してください。

 (土壌pHを急激に上げないため、施用直後に植え付けすることも可能です。)

他の石灰肥料を入れる必要はありません

主な成分は、「く溶性」なので雨水や灌漑水による流亡が少なく、作物の生育に応じて効率よく吸収されます。

※「く溶性」・・・土壌中の酸や作物の根から出る薄い酸によって少しずつ溶けていく性質。

土壌pHの適正化

 

土は、酸性からアルカリ性までいろいろなpHを示します。

pHは、0~14の値で酸性・アルカリ性を表します。pH 7が「中性」7 以下が「酸性」7 以上が「アルカリ性」を示します。

そして、作物それぞれが育ちやすいpHが異なります!

 

降雨による石灰分の流失や酸性雨窒素肥料の過剰施用年間作付数が増える(根から出る酸による影響)

と土壌は、酸性になっていきます。

pHが5より小さくなり、酸性になると、苦土・りん酸などの養分が吸収しにくくなり不足します。

そこで、酸性への偏りを補正(中和)するために、肥料と一緒に石灰資材を施用する必要があるのです!

石灰資材による土壌pHの経時変化

(砂壌土における各石灰資材を基準施用量投入した調査結果

↑当社の製品の石灰分は、けい酸カルシウムです。けい酸カルシウムは、遅効性なので土壌pHをゆっくり上げていきます。さらに、一気に溶け出さないことから効果の持続性も長くなります。

当社製品を連用することにより、理想の土壌pHを維持し続けることができます。

各作物の適正 pH

※「酸性度に強い pH5~6」の作物では、土壌pHを上げすぎると生理障害が発生してしまいますが、当社の製品はアルカリ障害が起きにくいため、しっかり施用して下さい。また、石灰分微量要素(ミネラル)の補給にもなります。

200 CCカップ一杯で 約250 gになります!

土壌のアルカリ化による要素欠乏症

土壌の酸性改良による石灰資材の多用に伴い、一方では土壌のアルカリ化が問題になっています。

pH 7より大きくアルカリ性になると、微量要素(ミネラル)が作物に吸収されにくくなり要素欠乏症が出やすくなります。

そこで、土づくり肥料を施用することにより微量要素(ミネラル)を土に補給してあげる必要があるのです!

ミネGスーパ―に含まれている要素の働きとそれらの要素が不足した際に引き起こされる欠乏症

要素欠乏症の事例

↑苦土欠乏症(キュウリ)

葉脈間が黄化する

 

↑鉄分欠乏症(ナス)

上位葉から黄化する

 

↑マンガン欠乏症

(①ホウレンソウ ②シュンギク)

葉脈間が黄化する

 

↑ほう素乏亡症(ダイコン)

表面が黒褐色、ザラザラになる

芯腐れ、中身が空洞になる

 

粒状ミネGスーパ―を施用してこれらの欠乏症を改善しましょう!

ここに掲載した写真は下記の刊行物から引用しました。

○作物の栄養診断カード 農林水産省農産課監修(B、Fe)○原色作物の要素欠乏と過剰症 前田正男編(Mg)

○野菜の要素欠乏と過剰症 渡辺和彦監修(Mn、Si)

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